はじめに
茨城県の最西に位置する古河市。古くは城下町、そして商都として栄えてきました。
このまちの特徴として、渡良瀬川をはじめ中小河川や沼、さらに近隣に散在する遊水池などにより水の郷のイメージがあげられます。
かつてはこの水利の恵みにより、多種多様な川魚が生息し、そこで取れる川魚を料理店や甘露煮店で調理し振る舞われておりました。
戦後漁獲量が激減してしまったため、現在では各店が工夫をこらし古河の伝統的な料理として受け継がれ、古河の食文化を継承してきております。
古河の川魚料理を広める会は、この伝統ある川魚料理をより広めるとともに、古河の食文化の発展に努めることを目指していきます。
この他古河の川魚料理を広める会では、魚離れが進む昨今に向け、魚のおいしさをひろめることや恩恵を受けている自然に感謝し、河川の清掃など自然環境の保全活動などを行って参ります。